パンフルートの小さな家

パンフルートが大好き。透き透るような音に包まれる幸せな毎日の記録。

ケンタッキーの我が家

f:id:irispan:20220328104207j:image

いつも見ていただいてありがとうございます。4月8日(金)「『ハッピー爺さん』ラストラン(?)展」でパンおばさんと浦和パンフルートを楽しむ会も演奏させていただきますが、中の1曲にスティーブン・フォスター(Stephen Collins Foster/1826年7月4日~1864年1月13日)作曲の「ケンタッキーの我が家」があります。プランテーション・ソング、スレイヴ・ソングと呼ばれ、歌詞は突然の不作による黒人一家の離散の悲劇を描いています。当時残っていた奴隷制度が背景にあり「darkies」(黒人への差別的呼称)という単語が使われましたが現在は「people」に変えられているそうです。フォスターは音楽教育を殆ど受けていなかったけれど歌曲は多くの人々に今も愛されています。ホテル滞在中に部屋で転倒し割れた洗面台の破片で頚動脈を切って37歳で亡くなったとは衝撃でした。曲への理解が深まると音楽はより一層楽しめると思います。ケンタッキー・フライド・チキンの歌というだけじゃない。