パンフルートの小さな家

パンフルートが大好き。透き透るような音に包まれる幸せな毎日の記録。

スイス レンクのスピリット・オブ・パン⑫支えてくれた先生や仲間達

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本日もようこそ。ありがとうございます。サンドラの「The Prayer」の感想をなんとか伝えたくて、Google翻訳のドイツ語音声を真似して「サンドラ、イラダビトゥンゲスタンバーウンダバー(昨日の演奏素晴らしかった)」と言ってみました。サンドラは一瞬は?という顔をした後、あ、ああ、という感じで思いっきり笑いながら何度も頷いたので、笑われたけどまあいいか、と思いました。夕食のテーブルではタラス君に「あなたの真鍮のパンフルートは初めて見ました」と言ったら「パイプオルガンのパイプと同じ材料で作られていて、竹の2倍の重さがあるんだよ」と教えてくれました。1日4〜6時間は練習するそうです。

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23回目の参加のソプラニーノパンフルートも吹く男性が「楽しんでる?」と聞いたので「疲れてます」と答えたら「大丈夫、みんな疲れてるから」と笑ってパナシェを奢ってくれました。パナシェはビールを炭酸水で割った爽やかな飲み物です。「いつか日本に来てください」と言ったらちょっと驚いて「多分行かないと思う」と笑いました。

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発表するとみんなが全力で讃えて声をかけてくれます。「ヤーパン(日本)」というのだけ聞き取れました。

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パンフルート柄の扇子を持ってる女性にどこで買えるの?と聞いたら、「これをみんなで作って売ったお金をヨルグさんとモニさんに毎年感謝を込めて寄付するのよ」というので私達も買いました。みんなこんなに楽しい大変な企画をありがとう、という気持ちに溢れているのでした。さあレンクの長い長いお話もここまでにしましょう。いつも読んでくださってありがとうございました。

スイス レンクのスピリット・オブ・パン ⑪私達のコンサート

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本日もようこそ。ありがとうございます。金曜日は生徒による合奏とリザン先生のソロの教会コンサートでした。ダニエルさんのオルガン伴奏で舞台リハーサル、その後本番でしたが指示がざっくりなのでみんな戸惑いました。優子さんが「これがスイス」と言いました。教会は通路が狭かったり暗かったり螺旋階段を上らなければならなかったりで笛小僧には苦労がありました。真っ赤なシャツの老紳士のルロイさんが恭しく先に立って案内をしてくださり、ソニアも「最後にゆっくり入場すればいいよ」と言ってくれて助かりました。私達の演奏はそこそこといったところでしょうか。リザン先生は「パンの神の伝説」を最初はバスパンフルートで途中からアルトに持ち替えて演奏しました。パンフルートが存分に歌い、ふと涙が出てくるような深い温かさがありました。こういう演奏には本当に憧れます。拍手が鳴り止まなかったです。

本番が終わって先生がハグをして「とても良くやったよ」と褒めてくださいました。この話は続きます。

スイス レンクのスピリット・オブ・パン ⑩先生達の教会コンサート

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本日もようこそ。ありがとうございます。

ホテルの部屋から教会の屋根が見えます。水曜日の夕食後はパンフルートコースの先生達による教会コンサートで、生徒達も夕食後は村の教会に集まります。登山の観光客やホテルのオーナーさん達もお客様です。スマホの電源を切らなきゃ、と思ったけれど、優子さんに「全然いいの、動画撮ってもいいのよ」と言われ、充電が持つか気にしながらも遠慮なく撮らせていただきました。先生達全員でシャルパンティエの「テ・デウムのプレリュード」から高らかに始まりました。ソロではタラスくん。と言っては失礼で、もう立派にタラス・ベルヒトルト先生です。銀色に輝くパンフルートで最初は流れるようなレガートが美しく、テンポアップしてからは超絶技巧でした。サンドラは「The Prayer」を柔らかくしっとりと奏で、心奪われました。パンフルートのびのびコンサートで先輩の方が吹いていた曲なので嬉しかったです。2コーラス目からはヤコブ先生がピアノを弾きながら歌いました。ため息が出ました。モニさんが「シシリアーノ」、ヨルグさんも「ガブリエラ・ソング」を吹きました。それからリサロッテ・ロキータさんが「ルーマニア民族舞曲」。圧巻でした。アンコールは全員で「タイム・トゥ・セイ・グッドバイ」で、拍手が鳴り止まず、「パッフェルベルのカノン」も聴かせてもらえました。大満足でした。これで無料コンサートなので、帰りにたくさんの人が寄付をしました。この話は続きます。

スイス レンクのスピリット・オブ・パン ⑨夕食とその後もパンフルート

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本日もようこそ。ありがとうございます。スイスのお料理はどれもおいしいけど量が多い。男性も女性もみんな実によく食べます。パワーの違いは食べ物にあるのかなと思ってしまいました。初日のテーブルでは「楽譜は読めないから耳コピで吹いてるよ」と言うアンドレアスがコーラ2本を平らげました。翌日はブルク先生とオルガンのダニエル先生が同じテーブルでした。私達がわかるように英語で会話しようとしてくれます。ブルク先生が「後で発表ね」と言ったので「私達いつもちょっと移動に手間取ってすみません」と言うと「大丈夫、ゆっくりでいいのよ」と優しい笑顔です。ダニエル先生が「よく見とくからね」と言いました。その日はブルク先生達と「The Sound Of Silence」、木曜日には日本人3人で「竹田の子守唄」「ふるさと」、それに加えて7年ぶりに再会したマークさんが「『上を向いて歩こう』をみんなでやろう。グループ名は『オリエント・エクスプレス』でどう?」というのでそれもやることになり、金曜日はギターのマルコ先生の伴奏でサンドラ達とケルト音楽2曲、さらにブルク先生達と今度は「Like a prayer」でも出ることになりました。やれやれ。

毎日夕食後、バーで寛いだ中ソロやグループ発表があり、最後にみんなで吹こうの時間です。先生も生徒も全員パンフルートを携えています。ヨルグさんが前に出て吹き始めるとみんなついて行きます。「このすばらしい世界」や「アメイジング・グレイス」「パンの夢」など知っている曲もいくつか出て来ました。締めはやっぱり「Song of Love」。間奏で私達はハミング、リサロッテ・ロキータさんが転調バージョンで美しく奏でます。この最後の合奏は本当に楽しくて笛小僧でさえ一番楽しみにしてた時間でした。終わると午後10時半です。この話は続きます。

スイス レンクのスピリット・オブ・パン ⑧ブルクさんのクラス

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本日もようこそ。ありがとうございます。ブルクさんはピアノの先生でアメリカン・ポップスのコースです。首がスッと長くておしゃれな方ですが、見かけに反して骨太なピアノを弾きます。ウェルカムパーティーの時、「メールで送った曲で好きなのあった?」と聞かれて咄嗟に「The Sound Of Silence」と答えたのを覚えていてくれたのか、早速みんなでバスパンフルートで合わせることになりました。そしてあろうことか、火曜日の夜にグループ発表をしましょう、と言われました。

レンクでは夕食は全員メインのホテルに集まって楽しみ、それが終わるとバーに集合して発表し合います。希望者は入口に貼った紙にグループ名と曲を書いておきます。私は優子さんに「日本人グループで木曜日に日本の曲を吹きましょうよ」と誘われていたので出番が多くなるとちょっと大変だなあと考えていました。この話は続きます。

スイス レンクのスピリット・オブ・パン ⑦モニさんのクラス

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本日もようこそ。ありがとうございます。午前の講座が13時まででその後2時間以上の長い昼休みです。ホテルに戻る途中co-opに寄ってお昼用のサンドイッチを買います。リヴェラという乳清と炭酸を合わせたスイスの飲み物やいろいろな種類のチーズも教えてもらいました。昼休みはグッタリで少し横になって休んだりしてました。

次はモニさんのカントリーです。午前中の会場は徒歩7〜8分の小学校でしたが、この時間はホテルの地下の広間です。お隣の席のソニアが私たちのためにモニさんの言葉を英語で丁寧に解説してくれます。いつも本当にありがたいことです。ここではアメリカの音楽。裏拍を感じてリズムを合わせる楽しさ。モニさんは1つの楽譜からもっとカントリーらしく、さらにノリよくしていこうよ、という提案が次々出てくるので、その誠実な音楽との向き合い方はヨルグさんのやんちゃさとの対比があっておもしろかったです。ヨルグさんは「僕はファエア(火)、モニはボードゥン(土)」と言ってるそうで、その通りだと思います。この話は続きます。

スイス レンクのスピリット・オブ・パン⑥リザン先生のクラス

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本日もようこそ。ありがとうございます。

3〜4時間目は2枠続きで合奏です。アローザでの合奏がとても楽しかったので今回も選びました。30人ものアルト、テナー、バス、サブバス、コントラバスパンフルートの大編成はスイスでなければ体験できません。事前にメールで送られた6曲がバラエティに富んでいてかなり難しかったです。まず私が一通り譜面通り吹けるように練習してから自分の音を録音し、別に音階読みの録音と合わせて笛小僧が聴いて覚えるという綱渡りでした。ゆったりした4部合奏、アルト2部のブルース、スイスの唱歌、ジャズ、ヨーデル曲、流行歌などリザン先生とキャリアのある生徒の情熱が結集した選曲でした。リザン先生は笛小僧の方を見て「初めてバスを吹く、いいね!」と言いました。先生は普段は優しいのですが、一旦スイッチが入るとエネルギッシュで、すごい早口で指示をすると、「日本人の2人に伝えて」と優子さんに言うのですが、優子さんも早すぎて通訳できないほどでした。この話は続きます。