パンフルートの小さな家

パンフルートが大好き。透き透るような音に包まれる幸せな毎日の記録。

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

音の春

毎年今頃になると「光の春」という言葉を思い出します。まだ寒いけれど陽射しはキラキラして動植物はいち早く春の目覚めを知らせることを呼びます。「音の春」という言葉は知りませんでした。雪解け水の音、川の流れる音、鳥の囀りをこんな風に言うそうです…

疲れた時に

本日もようこそ。ありがとうございます。ブライアン・イーノのアンビエントを聴いています。私にとっては即効性がありました。難しい事はわかりません。休むことも大事と思えました。カオスになっていたものが一つ一つ本来の場所にカチッと嵌った様な感覚が…

高音と息のスピード

高音を綺麗に出すには「息のスピードを速く」すると言う表現がありますがどんなイメージを持ちますか?「息を強くだな」と思って息の量を多く吹き込んだり「息を細くだな」と思って唇を締めたり「圧をかけるんだな」と思って唇を楽器に押し付けたりすると得…

歌の翼に

ハインリヒ・ハイネの詩集「歌の本」の詩にフェリックス・メンデルスゾーン(1809年2月3日~1847年11月4日)が作曲した「歌の翼に」。この曲を3人でアンサンブルしましょうとなりました。流れる様な旋律が美しく本来なら横浜パンフルート愛好会が発表する予定で…

スカボロー・フェア

本日もようこそ。いつもありがとうございます。「スカボロー・フェア」をパンフルートで練習中です。サイモン&ガーファンクルで有名ですが元は16世紀イングランドの伝統的な民謡です。この曲はドリア旋法を使っています。ドリア旋法とは何でしょう。カトリッ…

目覚めよと呼ぶ声が聞こえる

本日もようこそ。ありがとうございます。6月に浦和パンフルートを楽しむ会の発表会があります。ソロの一曲をバッハの「目覚めよと呼ぶ声が聞こえる」にしました。「それ前にやったよね」と言われました。おっしゃっる通り確かに2~3年前に演奏しましたが装飾…

背中を追う

本日もようこそ。ありがとうございます。熱戦続く冬季オリンピック。とりわけ見入ったのは高梨沙羅さん、羽生結弦さんです。どんな時もひたすら自分に集中、って言うほど簡単じゃない。素晴らしいパフォーマンスに心からの拍手と感謝を送ります。ありがとう…

音の無い音

小学生の時の器楽クラブの先生を時折思い出させるのが「休符は休みではなくて音の無い音」という言葉です。チェロ奏者の宮田大さんが若い音楽家を育てるセミナーの中で「休符も音楽の1つとして捉えて会場の響きを聴いたりとか。ていう感じで休むっていうだけ…

愛校歌

昨日の記事に作曲家の中田喜直さんの事を書きましたが私の卒業した小学校の今の校歌は中田喜直さんの作曲です。今の、というのは昔は校歌は無かったからです。代わりに愛校歌がありました。やはり作曲は彼でした。当時小学校のご近所にお住まいだった中田喜…

早春賦

毎年今頃はこの曲を思います。大束先生はパンフルートで中音域だけでなく1オクターブ上でも吹くと高音の良い練習になるとおっしゃっていました。吉丸一昌作詞、中田章作曲。中田章さんは「夏の思い出」の作曲家中田喜直さんのお父様です。喜直さんは生前こう…

3つのロングトーン

本日もようこそ。ありがとうございます。前にも書きましたがロングトーンが好きです。チューナーの針がぴったりと止まって自分が整う感じが良いです。半音だとまだ針が揺れる音があります。腹を意識してみます。高いソとかドは心もち右手を手前に引いて管の…

耳をひらく

コンサート本番の録画を見て、自分はまだまだピアノ伴奏の音が聴けてないなあと思いました。吹く事で手一杯でした。これにはプロヴァイオリニストの方がスコアを読む練習が有効とおっしゃっています。ピアノとのデュオやアンサンブルにおいてもメロディーか…