ロングトーンって練習の始めにやりますよね。そんなの当たり前って思ってたけど感じることがあったのでシェアします。
サークルや中高生の吹奏楽部ではみんな揃ってロングトーンの練習をしますが本来はひとりでやると良いようです。耳と心を澄ませて一音に集中して聴くことができるように。自分の音をどこまで聴き込めるか、その一音を録音してみると聴こえ方が微妙に違います。音を出しながら自分が出している音をその瞬間全身全霊で聴けてなかった事がわかります。
本当は体の細胞全てに音を感知するアンテナがあって一つ一つの細胞が自分の音を聞いているそうなのです。ロングトーンってすごく地味ですが演奏はこの一音の繋がりでしかないのでこの一音で自分がコントロールできる範囲でしか表現できないし、逆にこれを体得すれば演奏レベルは質的に変わるはず。と自分に言い聞かせてみました。いやー、ロングトーンって奥深いなぁと思ったので又書いていきます。
