チェ・ギホさんのプレダ・パンフルートの材質の吹き比べの動画の話を以前書きましたが、先日のリハーサルでKKさんの演奏を間近で聴いて音色は材質よりも奏者の性質が大きく反映されていると思いました。この間まで私も同じ作り手の竹の楽器を吹いていたけれどやっぱりKKさんしか出せない音がしていたから。材質はきっとその性質を引き出してくれるのでしょう。性質と言っても個々人の人柄は言葉にし難く私なりの感覚だとその人っぽいよねってところでしょうか。その「ぽさ」こそ人の持つ「らしさ」で祝福され愛されるもの、と感じます。「ぽさ」や「らしさ」を大いに讃えあって音楽に味わいや厚みが生まれたら楽しさ倍増です。今日もお越しいただきありがとうございました。