本日もようこそ。ありがとうございます。ウィーン楽友協会大ホールに代表される直方体の形は靴の箱に似ているからシューボックス型と呼ばれるそうです。一方1963年につくられたベルリン・フィルハーモニーホールは新たな発想でステージを中央に、周りを囲む客席は2000席以上確保できステージが見易い形になっています。音響学の目覚ましい進歩がこのヴィンヤード型(ブドウ畑型)ホールを可能にしました。カラヤンも設計に参加したそうですね。サントリーホールやミューザ川崎シンフォニーホールもこの形でステージ後方の安い席がオーケストラの一員になったようで目下のところ私のお気に入りなのです。