時々自称笛小僧のパンフルート練習に付き合っていて面白い発見がありました。基本のトゥのタンギングをやってみて、と言うのですがどうもフーフーと吹こうとするので何で?と思ったら「なめらかに繋げて吹きたいんだ」と宣言され笑っちゃいました。今まで私の演奏をやれぶつ切りだなんだとコメントして来て自分が吹く段になって切れ切れにしたくない、タンギングしたら音が切れてしまうと思ったらしいです。私の理解はこうです。音の始まりのトゥのタンギングは明確な発音のためにする。いくつかの音をなめらかに繋げて吹くには息は一つで移動を素早くが大事でタンギングを甘くすればなめらかになる訳ではない。もちろんタンギングにも種類がありスラーなど範囲を広げれば別のことも言えるけれど最初から考えなくて良い。まずトゥをきれいに。と、説明しました。今日もご覧いただいてありがとうございました。