パンフルートの小さな家

パンフルートが大好き。透き透るような音に包まれる幸せな毎日の記録。

2022-01-01から1年間の記事一覧

ごまかして吹くとは

本日もようこそ。ありがとうございます。1人で練習している時に気をつけたい事としてごまかして吹くというのがあります。ごまかすというとちょっと悪意があるように聞こえますがそんなつもりはなく、例えば中途半端なのに完成、と思い込んでしまったり半音を…

練習を休んで申し訳なく思うのは

風邪をひいてパンフルートの練習を休んだことがありますか?何年も前ですが本番まであと2回という練習を休んだ時、健康管理にくれぐれも注意するようにとお叱りを受け、自分も不甲斐なくかなり落ち込んだ事がありました。それまでは都合で休みがちだった他の…

祈りとザンフィルの教則本

本日もようこそ。ありがとうございます。ザンフィルのパンフルート教則本日本語訳を手にしています。ページを開くとHさんに語りかけられているように感じる、とパンフルート愛好会のリーダーが言いました。Hさんは4年程前から翻訳を手掛けられついに完成させ…

なめらかに吹くに関して

時々自称笛小僧のパンフルート練習に付き合っていて面白い発見がありました。基本のトゥのタンギングをやってみて、と言うのですがどうもフーフーと吹こうとするので何で?と思ったら「なめらかに繋げて吹きたいんだ」と宣言され笑っちゃいました。今まで私…

アリス=紗良・オット ピアノ・リサイタル

本日もようこそ。ありがとうございます。彼女のピアノを生で聴いてみたいと思っていました。アリス=紗良・オットさんはドイツ出身のピアニストでドイツ人の父親と日本人ピアニストの母親を持ち妹のモナ=飛鳥・オットさんもピアニストです。アリス=紗良・オッ…

ザンフィルのパンフルート教則本日本語版!

本日もようこそ。ありがとうございます。広島のいのちのパンのT先生のブログでも早速ご紹介がありましたが日本パンフルート協会の会員以外の方にも知っていただけたら嬉しいので私も重ねてご案内しております。横浜パンフルート愛好会で大変優しくしていただ…

音の色

ある時美術の先生が「色を教えることはできない」と話しました。色の性質や扱い方、知識と経験から色の持つ効果などはもちろん語ることはできるけれど何色を選ぶかとなると人の好みや個性なのでその人だけが知っているという訳なのです。音楽にも置き換えて…

横浜市民広間演奏会

本日もようこそ。ありがとうございます。横浜市役所アトリウムを訪れる人にオーディションで選ばれた優れた音楽家から生演奏を届けてもらえる無料コンサートに行って来ました。高校の同窓生Mくんが出演しました。フルートがすばらしく上手でオーケストラ部に…

笛小僧

使ってないパンフルートは置き去りでちょっと可哀想だなあという話になったら夫が「僕が吹いてみようかな。教えてよ」と言うのでこれ幸いと、手を口の前にかざして息を吹きかけてご覧よ、口を横に引いて一点に当てて、と軽く説明して、じゃ楽器持ってみよう…

武満徹の世界

本日もようこそ。ありがとうございます。武満徹作品を中心に日本の唱歌あり、映画音楽あり、ジャズありのソプラノとピアノのデュオコンサートに行って来ました。言霊という言葉がある通り日本語の美しさが旋律にのって心に染みるような特別な体験でした。映…

リリックテノール

パンフルート仲間のHIさんから、いつもブログ見てますよ、と嬉しいような恥ずかしいような一言をいただきました。ありがとうございます。彼女が「テノール歌手の笛田さんの事書いてましたね。私はジョン・健・ヌッツォが好きなんですよ。」とおっしゃるので…

譜面台買いました

先日のイベントで長年愛用した譜面台が壊れました。とても軽くて重宝していてスイスにも持って行ったものなのでちょっと寂しいような気持ちです。スイスのパンフルート仲間はドイツ製のしっかりした譜面台を使っていた人が多かったので私も今度はウィットナ…

ポンペイのパンフルート

(社)日本パンフルート協会会長の中村純先生から会員宛メールでポンペイの遺跡にパンフルートを見たと思うと呼びかけがあり私もどれどれと調べたけれど分からずじまい。お手柄は熊本パンフルート愛好会のTさんで「青の壺」のレリーフを見つけてくださり拝見…

口笛楽師

一昨日のイベントで前の出番のオカリナ奏者が「オカリナを今落として割ってしまったので代わりに口笛を吹きます」と言ったので、えっ、口笛かい⁈と思ったのですがこれが又とてもうまくて歌心のある演奏でした。ドレミの歌や琵琶湖周航の歌など自由で楽しくみ…

「『ハッピー爺さん』ラストラン(?)展」で演奏

パンおばさんと浦和パンフルートを楽しむ会のメンバーで久しぶりのイベントに出させていただきました。私の譜面台が壊れパンおばさんもご自分のを忘れ会場のスタッフさんに貸していただきました。ありがとうございました。宮原は浦和から更に遠い町でしたが…

インターネット音楽学習

本日もようこそ。ありがとうございます。「洗足オンラインスクール・オブ・ミュージック」という音楽学習サイトを見つけました。洗足学園音楽大学が2007年に開校。楽典やソルフェージュ、音楽史など盛り沢山に楽しく学べるようです。無料です。覗いてみたら…

調律の季節

本日もようこそ。ありがとうございます。「そろそろ調律の季節ですよ」とメールが届いた事がありました。広島の風の音パンフルート製作工房の香原さんからでした。面倒に思って季節の移ろいに気付かないふりをして吹き続けていると楽器が居心地悪そうにして…

どうしても緊張する

浦和パンフルートを楽しむ会の練習の合間に発表会のソロ曲を仲間達に聴いてもらいました。やっぱりすごく緊張します。人に聴いてもらうと思うだけで本当にもう。ピアニストの方が3つの提案をしていて役に立ちそうなのでシェアします。 1. 緊張している自分を…

どんな音を出したいか

写真は源平桃。一本の木から何色もの花を付けて不思議です。 パンフルートで吹く前にこの音をどんな風に出すかに集中するのを意識的にやろうとしています。できていないので。大抵は楽譜の音の管へ移動して息を入れる事に精一杯になってしまって吹いたら偶然…

4月に寄せて

4月は始まりの季節です。パンフルートを始めてみたいと思ったらまずは先生に習うのをおすすめします。日本にも岩田英憲さん、大束晋さん、野崎ユミカさんといった数少ない優れたプロ奏者がいらして岩田英憲さん以外の方は指導もされていると思います。サーク…

パンフルートアンサンブル

久しぶりにSKさんから電話があり、7月に麦田町地域ケアプラザのイベントにパンフルートのアンサンブルで参加させていただける事になりました。みんなが元気で良かった。3人で夏の曲をたくさん集めて練習です。今から楽しみです。今日もご覧いただいてありが…

ケンタッキーの我が家

いつも見ていただいてありがとうございます。4月8日(金)「『ハッピー爺さん』ラストラン(?)展」でパンおばさんと浦和パンフルートを楽しむ会も演奏させていただきますが、中の1曲にスティーブン・フォスター(Stephen Collins Foster/1826年7月4日~1864年1…

浦和パンフルートを楽しむ会

本日もようこそ。ありがとうございます。久しぶりに仲間達に会えてアンサンブル練習にも参加できて楽しい時間でした。1時から5時まで音楽室を予約していただいたのでみんなでたっぷり練習できました。「荒城の月」やパンおばさんがお引っ越しの片付けをして…

ポケットスコアを買ってみたら

コンサートに行く前に予習しようと遊びでポケットスコアを片手に曲を聴きました。当日はもちろん楽しめました。1週間後マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」を聴いた時、これ何だろうと驚きました。旋律以外の低音部の仕事ぶりがクリアに聴こえ音…

コンサートに行きました

本日もようこそ。いつもありがとうございます。日本フィルハーモニー交響楽団 コバケン・ワールドに行って参りました。オーケストラ曲とオペラ・アリアのプログラムです。指揮は桂冠名誉指揮者の小林研一郎さん、テノールは笛田博昭さん。これはもう見逃せま…

聴き上手になりたい

春。演奏会の季節。気を付けたい音があります。 1. パンフレットを捲る音 以前コンクールでこの音が「審査の妨げになるのでお控えください」と放送が入った時がありました。 2. シャカシャカする服 ハリのあるおしゃれな生地やウィンドブレーカーみたいな服…

速さと半音と

本日もようこそ。ありがとうございます。パンフルートで半音が間に入った3連符は一層難しいです。この部分だけを取り出してゆっくりから始めて徐々に速くする練習を提案されました。その方法で成果がある人は良いのですが私のように半音が甘いままごまかして…

3月9日は

3月9日はヨハン・パッヘルベル(1653年9月1日〜1706年3月9日)の命日(埋葬日)と言われています。パッヘルベルはバロック期のドイツの作曲家・オルガニスト・教師であり、「パッヘルベルのカノン」が有名です。4小節単位でコードが循環する「カノン進行」は多…

歌う様に吹く

パンフルートで「歌う様に」と求められる時、それはどんなイメージでしょう。「情感を込めて」という意味でしょうか。具体的には音を長く保つ、テヌート気味でということでしょうか。響かせるということでしょうか。歌うとは声を楽器にする事だから息遣いも…

テノール 笛田博昭さん

テノールの声を楽器に例えると私の勝手なイメージはトランペット。でもこの方の声の響きはキラキラの華やかさより深く豊かで柔らかく、私の好きなユーフォニウムのように何とも魅力的でオペラにさほど関心がなかった私が今一番生で聴いてみたいお声です。笛…